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第4回ジアーズのセミナーへ行ってきました!

勤務医の山本です

今日は4回目の歯周病治療のセミナーへ行ってきました!

今回も6/18(土)、6/19(日)の2日に渡り開催されました。

このセミナーでは午前中は主に先生が講義をしてくださり

午後にその講義をもとに模型を使った実習をしていきます。

 

今回はプラスチックの模型より人間の口に近い、豚の骨を使用して実習をしていきました。

練習用の模型は人の口に近い状態に作られてはいますが

やはり実際の生き物の口の中とは全く違うので

豚の骨を使用した実習はとても有意義でした。

 

まず土曜日の実習です。

土曜日は前回の治療を豚の骨を使って、より人の口に近い形で練習を行いました。

※写真などで練習経過を見せていきたいとは思いますが

実際の豚の骨は少し不快感のある画像になるので掲載は控えさせていただきます。

 

日曜日は抜根と言われる術式についての練習です。

人の口の前歯は歯の根っこが1本のことが多いですが

奥歯には歯の根っこが2本、3本あることが多いです。

歯の根っこのうちの1本だけ周りの骨がなくなってしまったり

虫歯でダメになってしまうことがあります。そんな時その病気になってしまった根だけを抜いて、

残りの健康な歯の根っこを残そうという治療です。

バーで削り、根っこの1本を分離していきます。

削った後は歯に尖りや角がないかを確認して、丸みを帯びた形に仕上げていきます

次に骨を削って滑らかにしていきます・・・。

このようにして歯を支えている骨と歯を整えていきます。

歯を支えている根っこを残すことも重要ですが、

残せない歯を無理に残そうとすると周りの組織に悪影響を及ぼし

歯の寿命を逆に短くしていくことになります。

 

その歯の状態や患者さんの考え方などを元に

その患者さんにあった最適な治療法を考えていきたいと思います。