12月ジアズセミナー
歯周病治療に置いてブラッシング、つまり歯磨きが大事なことはみなさんご存じかと思います。
歯ブラシだけでは取りきれない固着したプラークのことを歯石といいます。
歯石が歯についたままになりますと、歯石を足場に細菌繁殖がおこり、免疫反応によって歯周病が進行していくことになります。
鏡で口をみていただいてみて、見える範囲の歯石については、麻酔なしでこおなうクリーニングで対応することができます。
しかし、歯茎の内部に入り込んでしまった歯石については麻酔をしないと痛くてとれません。そこで深い部分については麻酔を行い、歯石をとる作業が必要になってきます。
この方法である程度の炎症は落ち着きます。
ただ、歯茎の内部の歯石は見えないところについていることも多く、この処置だけでは取り切ることができません。
歯茎を一部切開して、残っている歯石を直接視認して完全に除去していく処置が必要になります。
これを行うことで長期的に安定した口腔環境を維持できるようになります。
分からないことがあればお気軽にご相談ください。