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歯周病のお話し

こんにちは!Sky Dental Clinicです🌥

段々と涼しくなってきましたね🥶

風邪を引かないよう毎日手洗いうがい、暖かい服装して過ごしていきましょう(^◇^)

 

本日お話しさせていただく内容は「歯周病」についてです。

近年歯周病という単語を見かけるようになり、みなさん一度は聞いたことがある単語だと思います。

ですが、あまりどういったものかよく知られていません。

今回はその歯周病について、この記事で詳しくお伝えしていきますね🦷

 

歯周病とは?

歯周病は、プラーク(歯垢)の中の細菌により歯周組織(歯を支える組織)が破壊され歯を失います。プラーク(歯垢)は食べ物の残りカスが歯の表面に付着し、細菌がその後増殖したものです。見た目は白くねばねばし、またこのプラーク1mgの中には10億個の細菌が住み着いています。

実は、虫歯で歯を失うよりも歯周病で歯を失う方が多くなっています。

その理由は、歯周病は痛みがなく気づいた時には進行しているからです。

歯周病は別名「国民病」とも呼ばれ30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われています。

歯周病の原因

喫煙や食習慣、運動不足、歯石付着、歯並び、適合性の悪い被せ物、歯軋り、ストレス、口呼吸、肥満と様々な要因から引き起こされます。

また、喫煙者は非喫煙者と比べ歯周病に3倍以上罹りやすいと言われており、糖尿病の方も歯周病が進行しやすいことが分かっています。

 

予防方法

食後は、丁寧に歯を磨きプラーク(歯垢)を溜めないようにします。歯と歯茎の間に45度〜90度の角度で歯ブラシを当て、1〜2歯を当て磨きます。この時、力を入れすぎると歯茎に負担がかかるので力を入れすぎないようにしましょう!

また、順番を決めずに磨くことで磨き残しが起こるため、順番を決め磨くことが大切です。例えば左下奥歯→下前歯→右下奥歯→右下奥歯の裏→下前歯の裏→左下奥歯の裏といった流れでやることで満遍なく磨くことができ磨き残しを軽減できます。

 

歯磨きを行う前に、フロス等で歯と歯の間の汚れもしっかりと取り除きます。フロスは、歯と歯の間に入れるだけでなくしっかりと歯茎の中に入れることが大切です。

よく勘違いされている方がいますが、フロスは歯を磨く前に行い

その後歯磨きをします。

また、定期検診も必要不可欠です。よく、歯科医院で治療が完了した後に定期検診の予約を進められるかと思います。「歯科医院=歯が痛くなったら通う場所」と認識されている方多いと思います。ですが、定期検診に通うことで多くのメリットがあります。例えば、

・虫歯や歯周病のリスク減少や早期発見、早期治療ができる

・天然歯(ご自身の歯)を永く保つことができる

・プラーク(歯垢)や歯石除去ができる

・虫歯や歯周病が進行する前に気付けるため、生涯かかる医療費を抑えることができる

・被せ物の不適合に気付くことができ、被せ物の中での虫歯の再発を防げることがある

 

以上の点から、定期検診に通うことがとても大切になります。

もちろん自宅でのセルフケアも大切になりますが、歯科医院でのクリーニングも必要になります。現在、自宅で歯石除去ができる器具が売られています。ですが、ご自身で歯石除去を行うと、歯や歯茎を傷付け出血を伴うことがあるためおすすめはできません。

また一度付着した歯石はご自身では取ることは難しいので歯科医院に定期検診に通いましょう!🦷

 

長々となりましたが以上が歯周病のお話になります。

もし、分からないことや質問がありましたらお気軽に当院にお尋ねください(^ ^)

 

Sky Dental Clinic 院長 大矢竜朗